恋のはなし。
[静雄/DRRR!/甘?]
‐‐‐
おかしいおかしいおかしい!
俺はお前を守りたくてあのノミ蟲と闘ってたはずだったのに。
なんでお前が倒れてんだよ、
守りたかったのに、
「もう、静雄ったらいつまで私の前でそんな暗い顔してるつもり?怒るわよ?」
ふふ、といつも通りの笑顔を浮かべる姫。
確かにいつも通りかもしれないけど、彼女の身体は大変な事になっていた。
全身打撲、右腕骨折、左肩脱臼、脊椎損傷、脳内出血有、不整脈有。
至って健康だった彼女が、こんなにたくさんの傷を抱える羽目になったのは、ノミ蟲に投げたはずの車が彼女の頭上に落ちたからだった。
手元が狂ったとか、腕が疲れたとか、そんなんじゃない。
ただノミ蟲に投げたらすぐ後ろにいた彼女に当たったんだった、
「ごめん」
謝るしか出来ない。
「謝らなくていいよ。池袋に住んでおきながら2人が喧嘩してるのを間近で見てたのが悪いの。」
そういってへら、へら、と笑う姿に、儚さを感じて思わず抱き締めた。
新羅が居る前で、彼女でもない、ただ高校時代では少しだけ他の女子よりも話せてて、俺が一方的に少し気になってた女を、壊れないように抱き締めた。
どこかへ消えてしまいそうな儚い彼女に告げたかった一言を。
、6年経って、漸く告げよう。
「 好きだ、 」
涙を流した君を見て
恋なんてした事無い俺は
フラれたと勘違いしたのは、
また別の話、だったりするんだ。
Fin.
‐‐‐
お粗末様でした!
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結菜
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